太陽光発電用地絡遮断装置 MRCD(RCM)

太陽光発電システムのモジュールと接地の間には寄生要領(Parasitic Capacitance)が存在し、このキャパシタンス成分を通じて漏洩電流(Stray Current)が流れることとなる。最近では、非絶縁(Transformer less)型インバータが主に使用されるようになり、この場合、直流側または交流側のどこかで地絡が発生した場合、寄生キャパシタンスによる不平衡漏洩電流が流れるようになる。したがって、直流電路の地絡事故による火災防止のため、これを検出し遮断する装置の設置が必要となる。
地絡電流はDC成分とAC成分(20Kz)を含むため、地絡遮断装置はこれを検出し、電路遮断信号を出力して、遠隔通信により外部のモニタリング機器と接続可能でなければならない。
  • Fluxgate-based current sensor
  • Self check function
  • IEC 62752 and IEC60947-2, UL 2231 version available
  • Frequency range DC to 1.0 kHZ
  • Full load current up to 1000 A r.m.s. (1-phase) or 3 x 320 A r.m.s. (3-phase)
  • Residual current range : 0…1,000mA
  • Applications : Solar inverter residual current

インバータ直流側地絡電流の流れ

系統連系点の接地方式に適切な別途の地絡遮断装置適用方式

地絡電流の急激な変化にともなう動作時間

BLOCK DIAGRAM